ケムリクサ
2017年に流行ったテレビアニメ「けものフレンズ」のたつき監督、ヤオヨロズが制作した作品だということは知っていました。
けものフレンズはあれだけ騒がれた作品であるのに僕は観たことはありません。
それはちらっと観たCGアニメーションに好感が持てなかったからです。
「ケムリクサ」は今年の冬アニメで評価が高かったので観ました。
感想
不思議な世界観です。
りん、りつ、りなの姉妹が生きるため(水を求めて)に島を移動します。
なぜこの世界にはりん達以外に人間?が存在しないのか。
りん達が戦う赤いムシはなんなのか。
ケムリクサとは何なのか。
それらの答えが分かるのが11話ということで、事前に11話が面白いと知っていたので安心してこの物語を観ることができました。
重苦しい世界観なだけに、りつ、りなの特徴的な語尾がいいアクセントになり、
物語を少し明るくしてくれます。
気になった点
建物等の構造物にCGは向いていると思いました。
逆にキャラクターは僕の好みではありませんでした。
OPなんかは特にそう感じました。
せっかく疾走感あるOP「ケムリクサ」で、構造物もテンポよく流れていくのにキャラクターがあっていないと…。
一言で表すとダサいと。
バトルシーンも迫力に欠けました。
まとめ
おすすめ度 ★★
無礼を承知で言わせてもらいますが、過大評価された作品だと僕は思います。
2019年の冬クールのアニメは「五等分の花嫁」と「かぐや様は告らせたい」しか観ていませんが、僕の中では作画崩壊を起こした「五等分の花嫁」と同程度です。
11、12話に明かされた内容は納得こそすれ、驚きや衝撃をもたらす内容ではありませんでした。
ネタバレになりますが、結局ケムリクサが何なのかは分かっていませんし、元の世界設定も不明なままなので続きに期待したいです。
余談
YouTubeの「【MAD式】平成を彩った神作たちのアニソンメドレー」にて、
ef→CLANNADの順に「やっぱりそうだよな~」と思わずにはいられませんでした。