ボールルームへようこそ 1~11話
2017年7月から12月まで放送された作品です。
視聴して心底後悔しました。
なぜ時間があった当時にリアルタイムで視聴していなかったのかと。
全24話の構成ですが、1~11話、12~24話とで構成されています。
それはOP、EDが変わっていることで示されていますし、主人公・富士田多々良が中学3年生から高校1年生へと進学する時期でもあります。
ダンスってかっこいいなと素直に思わせてくれます。
以下個人的に面白かった回の感想をぶちこんでいきます。
1話 小笠原ダンススタジオ
まずOPまでの流れがいいです。
職員室で出会いを予感させる優等生美少女と目が合う。
ここで一つ。
実は「出会い」という言葉は12話のタイトルなんですね。
ネタバレになるのでしょうか…。
OPに戻りまして、「10% roll, 10% romance」…。
はい、かっこいい。
鏡を使った演出◎。
OPで出てくるキャラと主人公がどういう関わっていくのか…。気になります。
一話を視聴して思ったのは、絵がきれいだということです。
僕は好きなのですが、気に入らなかった人はかわいそう…。
3話 ワルツを踊れ
物語として最初の盛り上がりでしょうか。
主人公・富士田多々良の性格、異常性?が分かる回だと思います。
まあ異常だというのは一話でわかってはいたのですが…。
また、仙石の凄い実績も分かります。
5話 パートナー
この回で登場する赤城賀寿について。
始めはどうしても嫌な奴に見えます。
けれど、物語を通して賀寿の態度は一貫していると感じました。
後半ではこういう奴なんだと思えるでしょう。
賀寿の妹・真子と踊る後半のシーンの多々良がかっこいいです。
8話 現実
多々良は集中力高く、ダンスにおいて並々ならぬ感覚をもっていますが、まだ初心者です。
その多々良の弱さを描いていることに好感を持ちます。
キャラは皆大人びて見えますが、多々良はまだ中学3年生だということを思い出させ、涙というのはダンスがスポーツであるというのを強調しているように感じました。
9話 花と額縁
多々良の考える額縁とは…。
真子を花にすることができるのか…。
6話のライン・オブ・ランス、身につけたフロアの使い方が活きます。
花が膨れ上がる演出◎。
11話 評価
OPから始まりことにより、今までと一味違う回になるのはないかという期待を持たせてくれます。
仙石から伝授された特別バリエーションのクイック・ステップ。
ダンスは気持ち、心のスポーツであると訴えかけてきます。
12話出会いにつながる赤い髪の少女。
EDでワルツを踊る人物がその回の内容によって変わるのも◎。
まとめ
ダンスって野球やサッカーに比べるとメジャーなスポーツではないと思うのですが、11話までで十分「ダンス…かっこいい」と思わせてくれるわけです。
ダンス始めるわけではないですけど、姿勢ぐらい気にしようかと思います。
高校生になってこれからどうなるのかと期待するわけですが、ある疑問というか失望も同時に抱きます。
それについてと12話以降の感想は次に持ち越したいと思います。