劇場版SHIROBAKO
公開から48日経過してしまって説得力に欠けるが、
「劇場版SHIROBAKO」は観るべきアニメ映画。
ブログ初めてから観たアニメ映画では一番。
公開してからかなり時間たっているのでネタバレありで書いていきます。
音楽がいい
2.29公開 劇場版「SHIROBAKO」本編冒頭映像 特別公開中!
劇中歌3つと比較的多めで最近の大ヒット劇場アニメの影響も受けているのでは。
最初の「仕方ないのでやれやれ」(5:35~)がめっちゃエモい。
「アニメーションをつくりましょう」はアニメでミュージカル調は珍しいとは思ったが、重い空気を吹き飛ばす効果がある…(わからない)。「えくそだすっ!」のキャラが3DCGだったり、イラスト調もあったり、航空機ガンガン動かしたりと挑戦していると感じた。
「なめろうマーチ」は「シューベルト軍隊行進曲」が元ってパンフレットに書いてあるのだが、アニメの歌って意外と元ネタ多いのか、昨日「お願いマッスル」の元ネタが「ガッツだぜ‼」だと知り驚きました。
あとこのシーンに出てくる少女が美海にしかみえなかったw。
主題歌もめっちゃいい。クラナドファンとして応援さぜるを得ない。
TVアニメからの流れでさらに面白い
現状の宮森たち、ムサニがどうなっているのかTVアニメの始まり同様車で暗に示している。
タイタニックの下請けとなり、平岡の回想通りになっていたのが笑えた。
かつて卑屈になっていた平岡が宮森を励ますのが、なんというかめっちゃいい。
観ていてつらいのは、多分最初の3、40分くらい(上映時間の半分もない位?)で「アニメーションをつくりましょう」以降はムサニのメンバーが集まり始めて、次の展開をワクワクしながら待てた。
映画のラストは、TVアニメでも何度か使われていた演出で、宮森たちの指針は決まったけれどその結果は?と視聴者の興味を途切れさせない。
P.A.WORKSという会社のイメージが覆った
制作会社P.A.WORKSと聞くとどんな作品を思い浮かべるか。
私は「働く女の子シリーズ」、「凪のあすから」、「Angel Beats!」といった作品の印象が強い。
P.A.WORKSが「クロムクロ」や「Fairy gone」といった作品を制作しているのは知ってはいたが、アクションというイメージは全くなかった。
終盤の宮森たちがげ~ぺ~う~に乗り込んでから、映画のラストに追加したSIVAでのアクションシーンは圧巻だった。すげぇと思うくらい。
なので今期の「天晴爛漫!」アクションあるか分からないけど、ちょっと期待している。過去作も確認しておきたい。
まとめ
評価 ★★★★★
めっちゃハッピーエンド。ホワイトボードに元請けで「真・第三飛行少女隊」。
TVシリーズの伏線を回収しつつ、俺たたエンドをさらに強調した。
TVシリーズで感じた絵の違和感というのも全くなく、劇場版はお金払って観る価値があると思った。
唯一の欠点はTVシリーズ観ていない人にはおすすめできないということ。
視聴済みの人も復習してから観るときっとさらに楽しめる。
TVシリーズで宮森とカーチェイスしていた富ヶ谷さんらしき人が脚打ち?にいたと思うのだがどうだろう。
あとは「サクラクエスト」と「色づく世界の明日から」のキービジュらしきものがあった。
ぜひ円盤を買って確認したい。