銀の匙 Silver Spoon 第2期
制作は1期と変わらずA-1 Pictures。
1期では副監督だった出合小都美さんが監督に、初監督作ですかね。
そんでは、銀の匙2期レビュー入りまーす。
TVアニメ『銀の匙 Silver Spoon』TVアニメ第2期
OPちゃんと観る派
1話冒頭のつなぎ上手い。テンポよく1期の復習して「消灯~」でOPへ。
OPの写真も丁寧に1期ではこういうことありましたね~と教えている。
アニメーションでは「あれ、駒場どうした?」から八軒とアキの関係性に進展はあるのか。あと副ぶちょうー。
OP曲の「LIFE」は最初好きくないって感じだったけれど、だんだんと病みつきになる。
頭の中でイントロが流れ続けている。深夜枠じゃあまり見かけないけど、歌詞を下に表示して口ずさみたい曲。
ようつべじゃ満足できんくて、TSUTAYAで借りちゃうくらい好き。
感想
コミカルな1期に続き、エゾノー祭までは新しいキャラクターも登場したりと面白おかしく進む。
2期後半は1期、2期前半と比較するとシリアスな内容になっている。フィクションではあるのだが、日本の農業は右肩下がりだし、実際に考えられる状況だなとは思ってしまう。
理解する努力をやめたくない八軒は、誰にでも全力で向き合うから人が集まる。八軒みたいないい奴ってまあいない。だから報われて欲しいとは思うのだが、アキとの関係は全然進展しない…。
2期後半になると明るいEDが助けになっている。内容は暗くても手拍子が鳴り始めると、話の終わりに近づいていると分かってはいるけれど、ワクワクしてしまう。
1期2期のOPED含め音楽がすごいよかった。
EDのイラスト好き。5人で2週半で作ったの凄いっすよね。
2期最後、八軒「今のところ、もう一度跳んでいいですか。」「入りまーす。」というセリフ。受験戦争に負けた八軒がエゾノーで成長して、新たなる目標にもう一度挑戦する気持ちになったと読み取れ、アニメとしては一度終わりだけど物語は続くよというメッセージのある言葉選びで上手いなぁと思う。
まとめ
評価 ★★★★★
共感性の高い物語。
2期後半シリアスな話だから、評価下がりやすいけれど、アニメーション・音楽で補っている。
なりより原作全巻集めるくらいハマったし。最終巻はもちろんスプーン付きで。
銀の匙で伝えたいことは11巻の一年が終わり、退寮する際の校長先生の言葉だと思う。
だからアニメしか観ていない人にはわからない。
八軒まだまだ成長していくし、ここまではサブキャラだった人が凄い重要な立ち位置になるし、駒場も進んでいく。
気になる人は新品でも中古でもきちんとして手順で知ってほしい。
心に響いた作品にはぜひお金を使いたい。使ってほしい。
オタクの基準は知識ではなくて投資したかどうかだと思っているから。
んで、三期が観たい。
あとこれ↓面白い。