アニメ

視聴したアニメの感想を思うままに

銀の匙 Silver Spoon

今月、原作最終巻発売ということでアニメから入ってみた。

一期、二期に分けて感想を述べる。

結論から言うとめっちゃはまった。


『銀の匙 Silver Spoon』第1弾トレーラー

作品紹介

銀の匙週刊少年サンデーで2011年から2019年まで連載されており、

TVアニメとしてはフジテレビ「ノイタミナ」枠として2013年夏に第一期、2014年冬に第二期、同2014年に実写映画化されている。

原作者の荒川弘は名前から男性と思いがちだが、女性である(私も男性だと思っていた)。

代表作に「鋼の錬金術師」が挙げられる。

あらすじ

「寮があるから。」という志望動機で
蝦夷農業高等学校(エゾノー)に入学した八軒勇吾
札幌の新学校での厳しい学力競争に敗れ、
ある意味、逃げるようにエゾノーに入学した彼は、
広大な自然と動物に囲まれたここで、全く別の厳しさに直面することに。
一般家庭で育った八軒にとって、エゾノーで行われる実習や部活は、初めて経験することばかりで、悪戦苦闘の毎日。


また、自分とは違い、将来の夢や目的を明確に持つ他の同級生たちは、彼に、新学校にいた頃とは違った焦りを感じさせる。


それでも、課題を一つ一つこなし、同級生たちとの絆を深め、
少しずつ、精神的にも肉体的にも成長していく八軒。
汗と涙と土にまみれた青春が、今日も続いていく。

引用元:公式サイト「あらすじ」より

感想

フィクションではあるが、原作者の荒川弘さんの実家は農家であり、農業高校出身ということもあり、実体験もあるのでは。

農業高校に進学するという選択肢を持たなかった人にとって、驚きを与えてくれる。高校から農業という職業を意識し、夢を追う人たちを羨ましくもカッコよくも思う。

と思う多くの視聴者と同じ目線を持つ主人公・八軒勇吾が農業にふれ成長していくのに、もし自分も農業高校という選択をしていたらと重ねることができ、多くの人に共感を与えてくれるだろう。

3、9、10話とタイトルにある「豚丼」によって、「いただきます」について考えさせられます。

OPについて、イントロめっちゃ好き。途中から使うのはよかったと思う。

サビにもう少し盛り上がりが欲しかった感はある.

EDについて、スキマスイッチいい。アニメーションも日が昇り、季節が移ろい稲穂の色が変わり、作中の時系列にも合わせられていて、いいっすね。

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まとめ 

 評価 ★★★★

 

一気に観た。没入感があった。

酪農、北海道と自分にとって未知な分野、知らない土地ではあるが、馬みたいな性格の八軒により、テンポよく興味が途切れないように進んだ。

酪農を題材にした珍しい作品ではあるが、専門的な酪農に依ることなく、人生について考えることができる作品だと思う。

続けて二期も評価したい。

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