魔王学院の不適合者
漫画アプリで先行して4話までの内容は先に知っていた。
なろうで全部読む気力はなかったので、アニメを観てみた。
評価
★★
まず一気に視聴することができた。
理由としては展開が早い。
TVアニメでは13話で3章までの内容を知ることが出来る。
回をまたいだ伏線とかはほとんどないし、偽りの魔王アヴォス・ディルヘヴィアは誰なのかこの一点ぐらいだったかな。
むしろこの一点は「なるへそ、そういうことだったのね」っと思った。
俺「俺TUEE系が苦手かもしれない」
なろうで今確認したところ原作は13章まであって正直これ以上どうやって続けるのか逆に気になる。
俺TUEE系について前にも触れた気がするが、「SAO」とか「劣等生」はあてはまる。
本作も俺TUEE系なはずなんだが、全然入ってこなかった。
魔王がどんだけ凄いか、魔力量の比較とかあったらよかったなぁ。
8話でレイのお母さんが生き返ったのがよくわからなかった。
根源?魂源?が消えたらそこで終了でしょう。まあ生かしておくことで3章以降につながる伏線みたいのがあるのかもしれないが。
アノスは結局ただの甘ちゃんだった。
歌がダサい。
SAOのユナみたいに歌を歌ってきた背景とかがないと笑っちまう。
そしてそのモブキャラらが意外と豪華だったことを今知り、驚いている。
放送前に特番やるくらいだったから、認知度が高い作品だったのかもしれない。
SAOのキリトが目覚めたとき反応してたけど、魔王学院の不適合者のファンではないから、「なんだ、コイツ」って感じだったんだけど。
SAO、劣等生に割って入るくらいだからさぞ歴史のある…。
まとめ
賢者とかが転生して、人間側・正義の味方にまわる作品が多い中、魔王が転生するって新鮮だったのかもしれないが、実態はその実、魔王と勇者という単語を入れ替えただけだったように感じた。
この意見はTVアニメの進行状況3章までの意見なので、4章以降の話で変わる可能性は大きい。
SILVER LINK今年なろう系の作品しか制作してないじゃん。
政宗君のリベンジ2期とか普通に観たいんだが。量がないから難しんか?
なろう系だと「暴食のベルセルク」とかやりそうじゃない?
ネットが身近にありすぎて危機感すら覚える。
あり得ないことだけど「ドラゴンライダー」とかアニメでやってくれないかなぁ。
映画じゃなくて、 アニメだと思うんだよなぁ。
ビッグオーダー
未来日記の感想にて宣言した通り、視聴してきたので感想を。
あらすじ
10年前、突然起きた大破壊で世界は壊滅的な状況となった。そして大破壊以降、現れたオーダーと呼ばれる特殊な能力者たち。主人公・星宮エイジもそのオーダーの一人。しかもなんと大破壊の原因を作った張本人だった!
評価というか感想
★★
ハマらんねぇ。
少年漫画をうけつけない年齢になったということなのだろう。
妹のために世界侵略をする兄って皆さん思い浮かびません?
1つ共通点を発見すると比較してしまう。さらに能力物だし。
2話以降盛り上がるところで使われる音楽があるんですけど、なんか聞いたことあるんすよ。自分は「おじゃ〇〇カ〇〇〇ル‼」の入りに聞こえてしまって、それ以降その音楽流れると笑ってしまって、ダメでした。
音楽はヴァイオレット・エヴァーガーデンと同じ人なんですよね。
まあ一緒ってだけなんですけど。
OP
未来日記に続いて、本作もOPはかっこいい。
【OP】ビッグオーダー|KADOKAWAAnime100万人突破記念
↑も2020/09/30まで
ED
畑亜貴さんが作詞されている曲、好きなんすよねぇ。
CANAANのOPの作詞も実は畑亜貴さん。カニファンのOPも。
んで今回のEDは畑亜貴さんご自身が歌ってらして、自分は新鮮だった。
まとめ
本作のように全くはまらないこともある。
ラストがアニメオリジナルらしく、エイジが立ち上がるところなんかは設定として弱いんだけど、上手くまとまっていたと思う。
OVAが先行してあったとはいえ、漫画10巻分をアニメ10話に落とし込む難しさもあったのではないかと感じた。
劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン
先週金曜日に観てきた。
二度の延期を経て、上映。
間違いなく観て知って損しない作品。
覚えている範囲で感想。
評価
★★★★★
間違いなくいい作品。
劇場で視聴してから、ヴァイオレット・エヴァーガーデンを知らない人におすすめしてしまうくらいにいい作品。とりあえず母に勧めておいた。
導入
まず入りがずるい。
TVアニメの時代から何十年と経過しており、識字率が向上し、自動手記人形はなくなり、手紙が電話に取って代わられている。
TVアニメ10話に登場したアン・マグノリアが亡くなり、アンの孫・デイジーが祖母のために多くの手紙を代筆したヴァイオレット・エヴァーガーデンをどのような人だったかを知るという構成になっている。アンとデイジーは同じ声優さん。
ヴァイオレットが代筆した手紙が、アンに対する母・クラーラの愛が、何十年間にわたってきちんと届けられた。
早くに両親を亡くしたアンであったが、毎年愛が届いたと思うと泣ける。
泣かせにくる入りだったと思う。
手紙というものが身近なものではなりつつある現代に一石を投じる作品
年賀状を出さなくなりもう10年。
手紙は電話にメールにもう代わっている。
それでも祖母から毎年誕生日に手紙が届く。
祖母は電話もメールもできる。だけど手紙が届く。
祖母にとって習慣化しているのかもしれないが、手紙が届く意味を考えたことはなかった。
友達が高校卒業時に父から手紙をもらったという話を思い出した。
泣いたらしい。
電話では、メールでは、口頭では、伝えられない思いはあると思う。
手紙というものについて考えさせられてた。
動画投稿よりもこうやって文字に起こす方が性に合っている。
あえて気になった点
クライマックスの時間設定がわからない。
朝、船に乗るって言ってたから朝かと思ってたら、なんか暗くなっちゃったんだけど、夕方だったのかなぁ?
走る、駆け下りるシーン「君の名は。」っぽい。
最後の花火は正直やりすぎだと感じた。実際の花火と何ら変わらない、そういうレベルの画ではあった。
私は祭りに行くような性格でもないし、「きれいだなぁ」と思っただけだが、
現実世界において今年は祭りもなく、花火をする、見る人も少なかったかもしれない。
だからこの花火を見て「夏が終わったなぁ」と思う人もいるかもしれない。
まとめ
照れくさいから、この作品のテーマにはほとんど触れてない。
心を揺さぶる物語、心に響く音楽、心に残るアニメーションであった。
この映画も一年後、Netflixで観られるようになると思うと凄い。
でも今観ることに意味がある。それがオタクってもんだろ。
CANAAN
P.A.WORKSについて調べていたときに見つけた作品。
画像を見て「あれっ、型月っぽいな」と思い観たかった。
原案が奈須さん、キャラクター原案が社長。
2、3ヵ月前にdアニで観ようと思ったら、作品がなくてリクエストしておいた。
そして、9月に入って新着に出ていた。たまたまか…。
概要
原作は2008年にセガより発売されたWii用サウンドシナリオゲーム「428 ~封鎖された渋谷で~」。開発はチュンソフト。
原作のボーナスシナリオ2「カナン編」をTYPE-MOONが制作。
本アニメはTYPE-MOON制作のボーナスシナリオを題材にP.A.WORKSが制作。本編シナリオの2年後が舞台となっている。
あらすじ
アジア有数の世界都市・上海。そこで行われている祭りは、街を体現するかのよう健創、嬌声、音楽が入り混じり混沌としていた。その様子をビルの屋上から見下ろすひとりの少女がいた。名はカナン。彼女は女豹のようなしなやかな動きで、スナイパーライフルのトリガーを引いた‥‥‥。
評価
★★★
事前に知ってはいたのだが、視聴しての印象は「TYPE-MOONの作品だったなぁ」と。
まず声優。めちゃ豪華。
沢城みゆきさん、坂本真綾さん、大塚明夫さん、そしてタクシードライバー。
次にアクション。まあこのアクションシーン凄いみたいなのはないけれど、「BLACK LAGOON」、「ヨルムンガンド」等の作品が好きな人に間違いなくおすすめできる。
そして眼。この物語では共感覚という設定なんだが、眼の色が変わるっていうのはやっぱりカッコいいし、「型月」って感じがする。
見どころとしては、9話のアルファルドだったかな?
「だって、だって、愛なんだろ。」ってセリフがかっこよすぎる。
10話マリアの「被っていると落ち着く」ってのは、原作を踏襲しているって感じなのかな?原作知らないんだけど、原作プレイ済みの方の反応を聞いてみたい。
次回予告にてサブタイトルが繰り返し言われるのだが、一発で文字が浮かんでこない。ほぼなぞなぞ状態。個人的にこういうのは好き。
まとめ
原作知らなくても楽しめる話だった。
知名度低い作品なのか。上でも書いた通り「BLACK LAGOON」等のアニメが好きな人におすすめできる。
P.A.WORKSの元請作品2作目でもあり、P.A.WORKSの作品が好きだという人にもおすすめしたい。
また「TYPE-MOON」の作品が好きな人にぜひ視聴してもらいたい。
今FGOにてボックスガチャ来ているが、今日中に100箱いきたい。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
明日劇場版が公開ということで復習してきた。
外伝からもう一年とは月日の流れの速さを実感する。
原作未読。
あらすじ
実はリアルタイムで観なかった。いい作品というのは分かっていたし、情報はちゃんと入ってきていたんだけど、天邪鬼症候群を発症していたんだと思う。
そんな当時の俺と同じくまだ観てないという人のために以下あらすじ。
とある大陸の、とある時代。
大陸を南北に分断した大戦は終結し、世の中は平和へ向かう気運に満ちていた。
戦時中、軍人として戦ったヴァイオレット・エヴァーガーデンは、軍を離れ大きな港町へ来ていた。
戦場で大切な人から別れ際に告げられた「ある言葉」を胸に抱えたまま――。街は人々の活気にあふれ、ガス灯が並ぶ街路にはトラムが行き交っている。
ヴァイオレットは、この街で「手紙を代筆する仕事」に出会う。
それは、依頼人の想いを汲み取って言葉にする仕事。彼女は依頼人とまっすぐに向き合い、相手の心の奥底にある素直な気持ちにふれる。
そして、ヴァイオレットは手紙を書くたびに、あの日告げられた言葉の意味に近づいていく。
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」 Violet Evergarden CM
評価
★★★★★
世界同時配信ということで、京アニとしてもかなり自信をもって制作した作品だったのでは。
ヴァイオレットのイメージが原作と違うなど原作とアニメの相違点においてブログに書いている人がいたので、気になる人は調べてみるといい。
構成
4~7話というのは、1話独立でどの話数からでも作品に入れると思う。7話の飛ぶシーンなんかは当時大分盛り上がっていたと思う。多くの人を取り込める構成だった。
多くの人が一番泣いたのは10話だと思われるが、それがちょっと残念。純粋な子供の悪意のない言葉がささるし、個人的に(京アニ,子供,泣く)=汐がよぎる。
10話、11話で感情が豊かになったということを表現する。11話でクトリガル国に行かなければ、12、13話に繋がらないので11話は必要。だけど10話がなくても物語が成立してしまう。一番の感動したところが物語の本筋に関係していないように感じてしまってそれが残念だった。
13話にて「命令はいらない」とはっきりと意思を持ったヴァイオレット。
「愛してる」の意味を少し分かって映画へ。
個人的違和感
文字が書けない人の代わりに代筆する人のことを自動手記人形、ドールと呼ぶのだが、人形、ドールという言葉が気になる。
この物語においてそういう設定、呼び方なのだが、現実世界で人形、ドールは差別用語として捉えることもできる。
代筆してもらうことをありがたいと思う人がいる一方、6話最初のリオンのように自動手記人形(の生き方)を苦手、蔑視?している人もいる。
結局この物語において自動手記人形がどういう立ち位置なのか分からなかった。
2話の説明だけじゃ足りない気がした。俺の考えが窮屈すぎる?
美術
美術は全部よかった。OPにも使用されているし、物語の世界観を形成していた。
神美術。
人は財産。残念だ。
OP
話数進むと「Sincerely」の歌詞ってのは響く。
曲調もあると思うが、カット数が少ない。これはマイナスな意見ではなく、「全然違和感なく、いいね」って意見。
曲調にあったカット数というのもあるんだなぁと理解。
まとめ
原作者の暁佳奈さんって女性でいいかな?
名前からではなく、この物語は男の自分では思いつかない、想像できないと感じた。俺何様って感じなんだけど、繊細な作品だなぁと。
夜中に手にする飲み物「紅茶」は女性であってほしい。偏見か。
さらに偏見を重ねると、女性が描くものはハッピーエンドである。
ギルベルトの死体見つかってないっていうのはね。
原作読んでなくてもいろいろ調べると知っちゃうんでね。
劇場予告で映像にあわせて「WILL」を聞いて鳥肌が立った。
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』本予告 2020年9月18日(金)公開
最後にアニメ「氷菓」の続きが観たかった。
未来日記
観よう観ようと思ってずっと観ていなかった作品。
第一期OPの『空想メソロギヰ』は聞いたことがある人も多いはず。
【OP】未来日記 第2話~第14話 OP主題歌|KADOKAWAAnime100万人突破記念
↑の動画は2020/9/30まで。
[Official Video] Yousei Teikoku - Kuusou Mesorogiwi - 空想メソロギヰ 妖精帝國
漫画原作なのだが、ウィキペディア充実しすぎ。
評価
★★
印象としては、「THE・深夜アニメ」って感じ。
2010年前後に好きな作品が多いということもあり、期待はしていたんだが、期待しすぎたか。
何の事前情報なしに観始めたが、頭空っぽにして観れる作品ではない。
というのも、未来予知能力者12人によるサバイバルゲームなので、1話に一人くらいのペースで死んでいく。1st~12stと能力者に番号での呼び方があるのだが、死ぬペースが速いので名前と番号が一致しない。
主人公?の天野雪輝(1st)が一向に成長しない。どうすればいいんだ?誰を信じればいいんだ?というのを何度も繰り返す。これが観ていて一番つらかった。
始め、周りの物事を日記に残すという客観的に物事を見るということが出来ているのに、いざサバイバルゲームが始まると機転を利かせた行動が全くとれないというのはどういうことなんだ。でもまあ中学生ということで着地。
ジャンル
ホラー/サスペンス。
サバイバルゲームなんだが、心理戦・頭脳戦としては弱い。
直近で観たアクションがFateHF3章なんで、アクションと呼べれるのは最後のみねねとムルムルの戦闘くらい。
由乃
サスペンスとして、由乃の謎が唯一面白い。
3体目の死体は誰なのか。
なので見どころは22話以降。
まとめ
漫画原作は漫画読んでみないとなんとも言えない。ほぼ原作らしいのだが。
おそらくだが、アニメのテンポ感が自分には合わなかった。
「ビッグオーダー」という同原作者の作品も観ようと思うが、先に観ないといけない作品が2つあるので、2週間後くらいに観れたらいい。
「盾の勇者の成り上がり」2期決まったの驚いている。アニメ始まる前になろうで読んでおなか一杯になっちまって結局アニメ観れてない。
来年、2021年は「無職転生」やるから比較されやすい。
個人的には「無職転生」応援したい。変なキッズ湧かないといいけどなぁ。
劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song
ついに公開されたということで鑑賞してきた。
感想
前売り券ちゃんと買ってあるので少なくともあと3回は観に行く予定。
思ったことがあれば、更新していきたい。
ライダーvsセイバーオルタ
この戦闘シーンは今までみたアクションアニメで一番すごかった。
二章のバーサーカー戦もすごかったけれど、俺は超えたと思う。
あと円盤買ってから確かめたいが、戦闘シーンがライダーが宣言した通りの実時間だったのではないだろうか。2分。
2分あってもなくても迫力あり、濃密な時間だった。
↓2020/09/09追記
自分の体感&凛vs黒桜のシーンが間に入っていて正確ではないが、戦闘自体は3分くらい。拮抗できるのはと言ったライダーは有言実行。
シーン「誓い」について
原作プレイしている人ならわかると思うけれど、2択でまず「この腕を振り下ろす。」を選択する人はいないのではないだろうか。←川澄さんもパンフレットで。
そういう印象があったため、躊躇がなかったことに驚きはしたのだが、原作内でも「躊躇いはない。」としっかり描かれていた。
大概のアニメ作品は原作があり、原作を超えることはまあほぼない。
しかし、HFは劇場3部作として本当に上手くまとまっていると思う。
劇場版視聴することはゲームをプレイすることと同義であるとまでは言わなくても、得る印象はそれに近しいと思う。
主題歌
配信日に即購入して聞いていたが何か違和感があった。
時期設定もタイトルもヒロインも春なのに、なんか冬っぽい感じがしてしまう。
んで、映画視聴してこういう春もあるかと思えた。
「Fate/stay night」という作品としては一区切りつくけれど、きっと彼女彼らは罪を背負いながらも、「しんしんと降り積もる時の中で」生きていく、的な穏やかな幸せに満ちた歌だったんだなぁとエンドロールで感じた。
まとめ
本作の物語の暗さは、劇場に合っていた。やっぱりufotableは「型月」なのでは。
本作のというかHFの欠点というか、もったいないところは他のルートに比べれば、まあ「桜ルート」という感じなところ。間違いなくヒロインは桜なんだが、凛、言峰、イリヤが終盤まで主張している。HFってタイトルなんかほぼイリヤじゃん。
どこまでも不憫なヒロイン、だけどそれが桜。不憫だぁ~。
正直言って一、二章ほどの衝撃は感じなかった。けれど本作は間違いなく最終章に相応しいし、今までの流れがあったからこそ楽に観れた気がする。
一、二章なんか10回くらい観てるからね。
「あー、終わっちまった」という感じはない。主題歌のところで書いたように、きっとこの先の物語は穏やかに、小さな幸せを積み重ねながら続いていくのだろう。
豪華版についてきたCDの内容聞いたことあると思ったら、普通にTrue End「春に帰る」だった。
今日からFGO2020夏イベ。久しぶりに頑張りたい。