ひぐらしのなく頃に
名作と知りながらも今まで敬遠してきたアニメ。
名作と思うのは名曲があると知っているからだ。
「you」は誰しも耳にしたことのある曲ではないだろうか。
6月19日の「綿流し」を転とし、鬼隠し編、綿流し編、祟殺し編、暇つぶし編、目明かし編、罪滅し編と物語が構成されている。
鬼隠し編は2006年の当時、視聴していたならば間違いなくトラウマになっていただろう演出。
現在は放送倫理等気にして、地上波で放送することはできないのではないだろうか。
慣れとは面白いもので綿流し編を観るころにはOPの奇妙さ恐ろしさも しっくり感じていた。
OPの最後、空とカラスからの雛見沢へのカットは実際に観たことのある風景なので親近感がある。
舞台モデルとなった白川郷には昨年観光で立ち寄ったことがある。アジア系の外国人で賑やかであった。そこで暮らす住人には静かに暮らすには迷惑であろうと同時に、収入源であることも察せられる。
ただの観光地だとは思うが、「ひぐらしのなく頃に」を視聴した後だと、
五時きっかりに閉まる商店など、来るもの拒み、去る者追うという言葉は昔は確かに使われていたのではないかと勘ぐってしまう。
昔の作品を観ると今の作品に求めすぎてるのではないかと思わさせる。26話なんかは今なら作画崩壊のレベルだ。だがそれも昔の作品だからと許容出来てしまう。
目というのがキャラクターにとって重要なパーツであることが分かる。目の描き方で受ける印象が大きく変わる。
目明し編がお気に入りだ。
上手いなぁと思わずにはいられない考えられた構成だった。
残念だった点
永遠に繰り返される6月は別の世界線であり続けて欲しかった。
原作未プレイであるから、構成がどう違うかは分からない。
綿流し編を視聴し終わった際に6月の「綿流し」を中心とした物語に複数の結末を考えるのは面白いと思った。
それゆえに別の世界線の存在が明かされたとき、少しだけだが白けた。
まとめ
「ひぐらしのなく頃に」は導入であり、疑問を与えて終わる。そのため、評価は「ひぐらしのなく頃に解」視聴してから考えたい。
/*2020/09/27追記
10月からリメイクが放送され、そういうば感想書いたわと思い出した。結論からというと「ひぐらしのなく頃に解」はすぐに観た。2019年の7月に観ている。
1~5話の厄醒し編、6~13話の皆殺し編まではよかったのだが、14~24話の祭囃し編の失速感に書く気力がそがれた。
OVA等含め、視聴し直したらもう一度レビューしたい。
*/
ゲームをやったら間違いなく面白いのだろうとアニメが教えてくれる。
繰り返しになるがゲームは未プレイであり、原作とアニメを比較することはできないが、アニメは原作の魅力を十分に伝えていると思う。
中原麻衣さんが出演しているというのは、個人的にこの作品を推す理由の一つになり得る。
ひぐらしに敏感になる。
舟を編む
2012年、本屋大賞を受賞し、アニメの前に実写映画化もされている三浦しをんさんの作品。
あらすじ
口下手なのに営業部員の馬蹄光也と、一見チャラ男だが辞書編集部員である西岡正志は、偶然、街中で出会う。
中型国語辞典『大渡海』の刊行計画が進む、出版社・玄武書房のベテラン編集者・荒木は、自身の定年を間近に控えて後継者を探しに躍起になっていた。そんな中、西岡から馬鉄の話を聞き、彼をスカウトすることに‥‥‥‥。
「海を渡る術を持たない僕たちは、そこでただ佇む。誰かに届けたい思いを、言葉を胸の奥底にしまったまま。辞書とはその海を渡る一艘の舟だ。」
一話冒頭のこの言葉がこの作品を表しています。
辞書作りを通して、辞書を、さらに言葉について考えさせられる作品である。
感想
辞書にはどこか難さを感じはしないだろうか。
重く、嵩張る。
インターネットが普及し、しばらく手に取っていないという人もいるだろう。
その難さを毎話の冒頭OPによって柔らかくしてくれる。 すごくポップだ。
逆にEDはしっとりと。
豪華声優陣である。自分で調べてください。
実際の出版社の内情というのは全くもって検討もつかないが、この作中の辞書編集部のような雰囲気にはあこがれる。
また、出版社が本を作るだけではないと。
言葉、レイアウト等を考え本を作成することはもちろん大変だろうが、作中の西岡のようにコミュニケーション能力を持ち合わせた人材もいなくてはならないのだと感じた。
まとめ
おすすめ度 ★★★★
辞書作りを少しでも知る。
インターネットが普及した現代では、ふと気になった疑問を簡単に調べることが出来る(Amazonにて日本初の近代的国語辞典である「言海」がKindle版の方が安く買えてしまうのもこの時代を象徴している)。これは言葉の意味にも言え、使い方や類語などもインターネットで検索してしまう。インターネット上の辞書もそれぞれ特徴があるのかもしれないが、手に取れない分「ぬめり感」を感じることはできない。
辞書というのは手間がかかるため時間がかかり、お金もかかる。今の時代には合っていないだろう。しかし、様々な人の時間と想いにより辞書が作られてきた、今も作っているかもしれないと思うと、分からない言葉に出会うと辞書を引こうかと手に取るものだ。
舟を頼りに今日も海を渡る。
プロメア
プロメアという映画の存在を知ったのは、多分AnimeJapan2019に参加したときだったと思います。
情報解禁は2017年夏の北米最大のアニメイベント”Anime Expo"だったらしいので、そんな情報も知らなかったので僕はすごい興味があったというわけではないです。
そんな僕が観た感想です。
1.ストーリー
世界大炎上―全世界の半分が消失する未曽有の悲劇が起きたのは、今から30年も前のこと。その引き金となったのは、突然変異で生まれた炎を操る新人類<バーニッシュ>の出現である。現在、<バーニッシュ>の一部攻撃的な面々は<マッドバーニッシュ>と名乗り、世界中で大火災を引き起こしている。これに対し自治共和国プロメポリスの司政官を務めるクレイ・フォーサイトは、高機動救命消防隊<バーニングレスキュー>を結成するのだった。
ある日、燃え盛る構想ビルに乗り込んだ<バーニングレスキュー>の新人隊員ガロ・ティモスは、<マッドバーニッシュ>のリーダーであるリオ・フォーティアと激しくぶつかり合い、これを見事捕らえてみせる。幼い頃に命を救ってくれた恩人でもあるクレイから表彰され、誇らしげに喜ぶガロだったが、そう簡単に事は進まない。収容所送りとなったリオは、囚われていた仲間たちと合流を果たして脱走。あとを追ってきたガロに、<バーニッシュ>を巡る悲劇とフォーサイト財団の暗部を語る。真実を知ったガロが選び取った道とはー。
プロメア公式サイトより引用
このストーリーは全体の4分の1程度でしょうか。本当に冒頭部分です。
2.どんな人におすすめのアニメ映画か
アクション盛りだくさんのアニメです。
「天元突破グレンラガン」、「キルラキル」を視聴していた人はもちろん、メカ好きな人も楽しめると思います。
社会人の方よりも小、中学生といった若年層向けの映画です。
3.見どころ
最近のCGでは珍しく、炎はあえてカクカクのポリゴンを用いています。日本のアニメを観てきた人には新鮮です。
澤野さんの音楽がとても合っていると思いました。YouTubeでOriginal Soundtrackが聴けるので一度聴いてみるのもいいかもしれません。
「天元突破グレンラガン」、「キルラキル」2つのアニメと同様の演出というのは、随所に見受けられます。なので、似た演出を探しながら観るのも面白いでしょう。
まとめ
おすすめ度 ★★★
懐かしいというのが第一印象でしょうか。それでいて、カートゥーンぽさもあって新鮮だけれども、やっぱり最後の方はなんか観たことある!って感じでした。
星が5でない理由は、なんかダサいですよ。グレンラガンを観たときはそのダサさを突き抜けた熱さ、かっこよさがあったんですけど、今回プロメアではグレンラガンほど感じませんでした。
それは時が経って変わったのかもしれない僕の方に問題があるのかも…。
あと柚木涼香さんのキャラにもっと活躍してほしかったなぁ。残念。
気になったらならば観に行くべきだと思います。
きっと心を熱くさせてくれるでしょう。
ボールルームへようこそ 12話~24話
「ボールルームへようこそ」12~24話の感想です。
1~11話の感想はこちら
僕が感じた疑問というか失望というのは、一期では結局主人公の多々良にペアが決まらなかったことです。
そう僕は、富士田多々良と花岡雫がペアを組むと思っていました。
しかし、ダンスにおいてコンビを組むことは結婚と等しく(顔合わせをお見合いと呼ぶ)、兵藤ペアは9歳から組んでいるのであれば、なおさら僕が考えていたようにならなくて当たり前でしょう。
しかし、二期を観終わってマジで面白かったです。きっと一期で僕と同じように考えていた人ほど二期は面白く感じるのではないでしょうか!
では前回と同じく気になった、面白かった回の感想を述べていきます。
12話 出会い
高校から始まります。
多々良「友達たくさん作るぞ。五人くらい。」…おもろい。
自己紹介。
前の席の赤髪の少女は音楽を聴くのが好き。 ダンスはあんまり好きじゃない?
OP「Invisible Sensation」。
かっけぇ。
一期同様かっこよすぎです。
ただ灰色や黒がおおく使われていて、喧嘩?みたいなカットもあって内容的にはすこし暗めなのかな?と思いました。
OPにも新しい人物がいて、一期となんとなく違う空気を感じました。
ここで賀寿の登場!
その一期と違うんじゃないかという空気が賀寿の登場により、少し和らぎました。一期の主な人物の近況にも触れられますし。
そして仙石のダンスを観て、仙石のすごさを改めて知ります。
ここで「気持ち悪い」という言葉が出てきます。
二期ではこの気持ち悪さの正体が重要だと思いました。
そして、
多々良「なんでこの子がこんなところにいるんだ⁉」
赤髪の少女の名前・緋山千夏。
声優さん 赤崎千夏さん。
両方ちーちゃんだ。
16話 四本足
13~15話でペアを結成した多々良と千夏。
多々良の成長が分かり、個人的に好きな回です。
東京都民ダンススポーツ大会優勝に向けて練習していく中で、OP中にでてくるけんか?のシーンが出てきます。
二人のすれ違いがあり、転を非常に大きく感じます。
これからどうなるのか、うまい終わり方です。
17話 表現者
千夏はダンス経験者であることを始めは隠していて、さらに上手で、なんか棘のある言葉が多くてとあまり好きじゃなかったんですけど、ちゃんと葛藤を抱いていて優しい言い方ができないだけなんだと分かるとすごく可愛く見え始めました。
けんかもいい争いから議論へと変わり、これまでのどうなっちゃうのだろうかという不安はなくなり始めます。
18話 背番号13
OPを観ているときに気がついたことがあって、それは多々良・千夏ペアをお似合いなペアだと思い始めていることです。
二期の最初にあった失望というのはなくなっていました。二人の今後がどうなっていくのか楽しみで仕方ありません。
この18話というのは、凄いんですよ。
作中に一期OP、二期OP両方のカットが出てきます。
それだけなんですけど、この回の始めと終わりにそれぞれのカットを入っていて、粋な演出だと思いました。
予選はリーダーが審査されるだけに、多々良のリーダーとしての成長も感じることができる回です。
21話 扉(ドア)
リードは女の子に対して道を開けてあげるもの。
ドアを開けるように。
やっとEDの演出の意味も分かり、EDもいいなぁと思いました。
千夏がドアを開けていく演出◎。最後には…。
おそらく千夏が本郷のファンである本当の理由が明かされます。多分…。
仙石の弟子である多々良とペアを組むことは、まるで必然的であったように思えます。
22話 リーダーパートナー
釘宮の過去が語られ、苦悩を知ります。
OPとこれまでの出番であまりいい感情を抱いていませんでしたが、釘宮は決して嫌な奴ではないと分かります。
ボールルームへようこそのキャラってみんないいですよね。嫌な奴だと思っていても、どこかに必ず人間味があって愛せるポイントがあるんですよね。
そして釘宮の年齢も明らかに…。
釘宮の背番号はきっと関係あるでしょう。
23話 伝統と進化
準決勝から5つのダンスに、決勝からは審査方法が変更するという設定はうまいなと思いました。
どのダンスがどちらのペアに分があるか考えさせられます。
ワルツの四本足を超えた演出◎。
24話 ボールルームへようこそ
べニーズワルツでドアを二人で開ける演出とてもいいです。
ダンスを始めるきっかけになった感情。「見ろ」という感情を与えられる側から与える側へ。
24話にして1話とつながるのが秀逸だと思いました。
多々良の成長を強く感じます。
幻想的な演出で、ドレスの色が変化するのはとても映えてよかったです。
そして一期二期OPを想起させるカット。本当に面白いです。
まとめ
マイナスな点がないので当たり前ですが、
おすすめ度 ★★★★★
「終わり方が…」とか言っていい作品ではないですよ。24話にしてやっとスタートラインに立ったわけですから。
しかもそのことを一期OPからずっと訴えていたんです。
OPアニメーションの重要性に気づかされました。ずっとOPアニメーションに出てくるカットを探してしまいます。
僕が今まで視聴してきたアニメOPで一番好きです。
ドストライクな音楽と構成です。
僕がOPに意味を持たせたいだけなのかもしれませんが…。
OPばかり触れていますが、EDも好きです。
「お互いのテンポが重なるって素敵じゃない」という歌詞に合わせて、二人の歩くテンポが合うところが好きです。
小松未可子さん普通にすごいなぁと思います。「僕たち宣言」歌っている人と同じ声に聞こえないですもん。
また、作品通して随所に笑えるポイントがありシリアスな部分とバランスが取れていると感じます。
原作未読なので、明日全巻揃えてきます。
連載再開するみたいで嬉しい限りです。
応援したい作品はちゃんと新刊で買いましょう。
そして3期へと繋がってほしいです。
ボールルームへようこそ 1~11話
2017年7月から12月まで放送された作品です。
視聴して心底後悔しました。
なぜ時間があった当時にリアルタイムで視聴していなかったのかと。
全24話の構成ですが、1~11話、12~24話とで構成されています。
それはOP、EDが変わっていることで示されていますし、主人公・富士田多々良が中学3年生から高校1年生へと進学する時期でもあります。
ダンスってかっこいいなと素直に思わせてくれます。
以下個人的に面白かった回の感想をぶちこんでいきます。
1話 小笠原ダンススタジオ
まずOPまでの流れがいいです。
職員室で出会いを予感させる優等生美少女と目が合う。
ここで一つ。
実は「出会い」という言葉は12話のタイトルなんですね。
ネタバレになるのでしょうか…。
OPに戻りまして、「10% roll, 10% romance」…。
はい、かっこいい。
鏡を使った演出◎。
OPで出てくるキャラと主人公がどういう関わっていくのか…。気になります。
一話を視聴して思ったのは、絵がきれいだということです。
僕は好きなのですが、気に入らなかった人はかわいそう…。
3話 ワルツを踊れ
物語として最初の盛り上がりでしょうか。
主人公・富士田多々良の性格、異常性?が分かる回だと思います。
まあ異常だというのは一話でわかってはいたのですが…。
また、仙石の凄い実績も分かります。
5話 パートナー
この回で登場する赤城賀寿について。
始めはどうしても嫌な奴に見えます。
けれど、物語を通して賀寿の態度は一貫していると感じました。
後半ではこういう奴なんだと思えるでしょう。
賀寿の妹・真子と踊る後半のシーンの多々良がかっこいいです。
8話 現実
多々良は集中力高く、ダンスにおいて並々ならぬ感覚をもっていますが、まだ初心者です。
その多々良の弱さを描いていることに好感を持ちます。
キャラは皆大人びて見えますが、多々良はまだ中学3年生だということを思い出させ、涙というのはダンスがスポーツであるというのを強調しているように感じました。
9話 花と額縁
多々良の考える額縁とは…。
真子を花にすることができるのか…。
6話のライン・オブ・ランス、身につけたフロアの使い方が活きます。
花が膨れ上がる演出◎。
11話 評価
OPから始まりことにより、今までと一味違う回になるのはないかという期待を持たせてくれます。
仙石から伝授された特別バリエーションのクイック・ステップ。
ダンスは気持ち、心のスポーツであると訴えかけてきます。
12話出会いにつながる赤い髪の少女。
EDでワルツを踊る人物がその回の内容によって変わるのも◎。
まとめ
ダンスって野球やサッカーに比べるとメジャーなスポーツではないと思うのですが、11話までで十分「ダンス…かっこいい」と思わせてくれるわけです。
ダンス始めるわけではないですけど、姿勢ぐらい気にしようかと思います。
高校生になってこれからどうなるのかと期待するわけですが、ある疑問というか失望も同時に抱きます。
それについてと12話以降の感想は次に持ち越したいと思います。
ケムリクサ
2017年に流行ったテレビアニメ「けものフレンズ」のたつき監督、ヤオヨロズが制作した作品だということは知っていました。
けものフレンズはあれだけ騒がれた作品であるのに僕は観たことはありません。
それはちらっと観たCGアニメーションに好感が持てなかったからです。
「ケムリクサ」は今年の冬アニメで評価が高かったので観ました。
感想
不思議な世界観です。
りん、りつ、りなの姉妹が生きるため(水を求めて)に島を移動します。
なぜこの世界にはりん達以外に人間?が存在しないのか。
りん達が戦う赤いムシはなんなのか。
ケムリクサとは何なのか。
それらの答えが分かるのが11話ということで、事前に11話が面白いと知っていたので安心してこの物語を観ることができました。
重苦しい世界観なだけに、りつ、りなの特徴的な語尾がいいアクセントになり、
物語を少し明るくしてくれます。
気になった点
建物等の構造物にCGは向いていると思いました。
逆にキャラクターは僕の好みではありませんでした。
OPなんかは特にそう感じました。
せっかく疾走感あるOP「ケムリクサ」で、構造物もテンポよく流れていくのにキャラクターがあっていないと…。
一言で表すとダサいと。
バトルシーンも迫力に欠けました。
まとめ
おすすめ度 ★★
無礼を承知で言わせてもらいますが、過大評価された作品だと僕は思います。
2019年の冬クールのアニメは「五等分の花嫁」と「かぐや様は告らせたい」しか観ていませんが、僕の中では作画崩壊を起こした「五等分の花嫁」と同程度です。
11、12話に明かされた内容は納得こそすれ、驚きや衝撃をもたらす内容ではありませんでした。
ネタバレになりますが、結局ケムリクサが何なのかは分かっていませんし、元の世界設定も不明なままなので続きに期待したいです。
余談
YouTubeの「【MAD式】平成を彩った神作たちのアニソンメドレー」にて、
ef→CLANNADの順に「やっぱりそうだよな~」と思わずにはいられませんでした。
ef-a tale of melodies.
今更ですが原作未プレイです。
一期、二期とつながりがあって当然なのですが、
一期を視聴していないとチンプンカンプンでしょう。
ネタバレなし
残念ながら、ネタバレなしで書ける内容が思い浮かびません。
一期12話、火村夕と雨宮優子の意味深な会話で終わりその続きからです。
二期のための一期だと言えるでしょう。
一期同様、OP・EDはしっかりと観るべきです。
物語の内容に合わせた構成になっています。
それはアニメーション含め……。
一期で感じていた画への抵抗はついに、
「ミズキ可愛い」になりました。
この作品を視聴したことがあるという人にまだ出会ったことがありません。
ネット上では拝見しますが…。
もっとたくさんの人に知ってもらいたい作品です。
ネタバレあり
ここからは第二期「ef-a tale of melodies.」のネタバレを含みます。
といっても、僕が観てすごいなと思ったことを書くだけです。
僕は原作未プレイなので、この作品は物語のほとんどを回想していたことに気づきませんでした。
また音羽という街を使ったトリックにまんまと5話まで気づきませんでした。
一期で姉妹にも関わらず、メールでしかやりとりをしていなかったことも納得です。
正直ミズキは完全にサブキャラだと思っていて、一期に出てたっけと見直すくらいでした。
1話の久瀬とミズキが握手するシーンでリボンが結ばれる演出と
10話で久瀬が未来にリボンを渡す演出から、ミズキ=未来と結びつける容易であり、そのような演出?脚本は上手いなぁ、すごいなぁと思いました。
事実、最終話でミズキは昔、未来という名前だったと明かされますが。
「夢を叶えるには夢を持たなくてはいけない」
ミズキが好きな言葉は、久瀬自身が口にしたものであり、
一期の久瀬の言葉が巡って自身に返ってくるところにこの物語に一つの輪を感じます。
夕が優子が消えるのを引き留めないのところに仁を感じます。
かっこよくないですか。
まとめ
おすすめ度 ★★★★★
魅せられた続けた演出、脚本でした。
本当にもっと評価されるべき作品だと。
挿入歌「A moon filled sky.」が頭から離れません。
泣ける歌・BGMとしてお勧めできます。
これから新しい作品が発売されないのは残念ではありますが、
PS2は所持しているので、時間見つけてゲームをやりたいです。